オープンソースの回路CAD「KiCad」を使用して、Arduino IDEでプログラミングできる自作のArduino互換基板を作ってみます。
せっかく自作するので、市販のarduinoのコピーではなく、少し違った基板にしてみたいと思います。
コンセプト?
- なるべくシンプルな構成
- 汎用性や拡張性はあまり考えない
- Arduino IDEでプログラミングできれば良しとする
実際にはあまり役に立たない基板になりそうですが、今後、別のArduino基板を作る時の糧とするための試作基板という位置付けにします。
基板作成の流れ
Arduino互換基板の作成は下記の流れで行っていきます。- Arduino互換基板の仕様を考える
- 部品選定
- 回路図を書く
- フットプリントを作る
- 回路コンポーネントとフットプリントの紐つけを行う
- 基板データの作成を行う
- 発注
プリント基板メーカーは「DCジャック変換基板の作成」の時と同様に、スイッチサイエンスPCBを利用したいと思います。
スイッチサイエンスPCB https://www.switch-science.com/pcborder/
KiCad使用環境
OS : windows10 64bit(mac上でVirtualBoxを使用してWindows10を動かしています。)
KiCadバージョン : 4.0.2
(※2021.11.1更新 2021年11月時点の最新安定版は 5.1.10)
KiCadは下記のサイトでダウンロードできます。
KiCadオフィシャルサイト https://www.kicad.org (2021.11.1更新)
※2021年時点で、KiCad公式のドメインは kicad.org になっています。
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