KiCadで基板を作る

オープンソースの回路CAD「KiCad」を利用した回路設計や基板製作などを紹介します。


【プロフィール】
iw回路設計
KiCadで回路設計や基板設計をしたりしています。 https://iw-circuitdesign.net

回路図が作成できたので、回路コンポーネントとフットプリントの紐つけを行うのですが、
今回はセラロック、
USBシリアル変換モジュール、1.27mmピッチコネクタの適当なフットプリントがなかったので、まずこの3つのフットプリントを作成することにします。


フットプリントの作成はフットプリントエディタを使用します。

フットプリントエディタの起動

プロジェクトマネージャの画面で
  • フットプリントエディタのアイコンをクリック
フットプリントエディタ起動

3部品ともスルーホールの部品ですので、下記のような流れで作成します。
  • リードのピッチを確認してパッドを配置
  • リードの寸法を確認して穴径とランド径を設定
  • 部品外形に合わせてシルクを追加

作成したフットプリントは下記のようになりました。

 

セラロック

セラロック

USBシリアル変換モジュール

USBシリアル

1.27mmピッチコネクタ(10極および4極)

コネクタ1

コネクタ2

 

自作フットプリントの保存について

自作のフットプリントは、新規で自作用のフットプリントライブラリを作成して、このライブラリ内に保存するようにしています。

上記フットプリントの作成詳細は別記事で紹介する予定です。


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