前回は盛り込みたい内容を色々と挙げてみましたので、これらを考慮して仕様を考えていきます。
使用マイコン:ATtiny85-20PU(8ピンDIPタイプ)
(参考)http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-09573/

使用LED:1W白色パワーLED(OSW4XME1C1S-100、アルミ基板付き)
1WフルカラーLED(OSTCWBTHC1S、アルミ基板付き)
(参考)http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-03709/
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-07233/



電流制限抵抗=(LED電源ーLED順電圧)/LED電流
=(4.8Vー3V)/50mA = 36Ω (LED電流:50mA、LED順電圧:3Vの場合)
=(4.8Vー1V)/50mA = 76Ω (LED電流:50mA、LED順電圧:1Vの場合)
=(4.8Vー3V)/100mA = 18Ω (LED電流:100mA、LED順電圧:3Vの場合)
=(4.8Vー1V)/100mA = 38Ω (LED電流:100mA、LED順電圧:1Vの場合)
上記計算より、順電圧や電源電圧によって左右しますが18〜76Ωの範囲内が良さそうです。
LED電流=(4.8Vー3V)/47Ω = 38mA(LED順電圧:3V)
=(4.8Vー1V)/47Ω = 81mA(LED順電圧:1V)
47Ωですと、38mA〜81mAくらいのLED電流が流れると考えられます。

手元にNchのMOSFET(IRLML6344TRPBFTR、Vds:30V、Id:4A)があり、問題なさそうでしたのでこれを使用します。
(参考)http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-06049/

次 > 回路図作成1(コンポーネントの配置)
前 > 導入編
基板概要
- パワーLEDを使用する
- LED1個では物足りないので、1つは白色のパワーLED、もう1つはフルカラーのパワーLEDを使用することにします
- 上記2つのLEDをATtiny85で制御する(明るさ、点灯ON/OFF)
- タクトスイッチを1つ設けて、押すごとに点灯状態の切り替えを行う
使用マイコン:ATtiny85-20PU(8ピンDIPタイプ)
(参考)http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-09573/

使用LED:1W白色パワーLED(OSW4XME1C1S-100、アルミ基板付き)
1WフルカラーLED(OSTCWBTHC1S、アルミ基板付き)
(参考)http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-03709/
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-07233/


電源
- LED電源電圧 :単4電池×4個=約4.8V
- マイコン電源電圧 :3.3V (3.3Vレギュレータを使用)
- 今回は電源スイッチは設けないことにします。(電池を入れたら電源ON、LEDの点灯ON/OFFはマイコンで行う)
LED電流
- 白色パワーLEDの方は標準350mA
- フルカラーLEDの方は標準150mA

- LED電流=(LED電源ーLED順電圧)/電流制限抵抗 ですので
電流制限抵抗=(LED電源ーLED順電圧)/LED電流
=(4.8Vー3V)/50mA = 36Ω (LED電流:50mA、LED順電圧:3Vの場合)
=(4.8Vー1V)/50mA = 76Ω (LED電流:50mA、LED順電圧:1Vの場合)
=(4.8Vー3V)/100mA = 18Ω (LED電流:100mA、LED順電圧:3Vの場合)
=(4.8Vー1V)/100mA = 38Ω (LED電流:100mA、LED順電圧:1Vの場合)
上記計算より、順電圧や電源電圧によって左右しますが18〜76Ωの範囲内が良さそうです。
電流制限抵抗
今回はひとまず、ほどほどの抵抗値の 47Ω としてみます。LED電流=(4.8Vー3V)/47Ω = 38mA(LED順電圧:3V)
=(4.8Vー1V)/47Ω = 81mA(LED順電圧:1V)
47Ωですと、38mA〜81mAくらいのLED電流が流れると考えられます。
LED駆動回路
今回はマイコンから直接LEDを駆動するのは無理ですので、トランジスタかFETを使って駆動することにします。
手元にNchのMOSFET(IRLML6344TRPBFTR、Vds:30V、Id:4A)があり、問題なさそうでしたのでこれを使用します。
(参考)http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-06049/
ブロック図
上記項目を踏まえて、全体の回路構成をブロック図にしてみました。
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