KiCadで基板を作る

オープンソースの回路CAD「KiCad」を利用した回路設計や基板製作などを紹介します。


【プロフィール】
iw回路設計
KiCadで回路設計や基板設計をしたりしています。 https://iw-circuitdesign.net

前回まではPCBGOGO.JP(http://www.pcbgogo.jp)に基板発注するまでの内容でしたが、今回は実際に出来上がった基板の紹介をします。
基板4


梱包箱
結構硬めのしっかりした梱包箱で届きました。
基板2

基板おもて面
基板1

他の基板メーカーと同様に基板内に製造番号が記載されるようです。
今回はICソケットのフットプリントの内側に記載されていました。部品実装すれば隠れて見えなくなるので、おそらく製造番号が目立たないよう配慮してくれているように思います。
基板8


基板裏面
裏面はシルク無しでしたので、真っ白けです。
基板3


部品を実装してみました。
基板5

Arduino UNOにスタックした状態
基板6
早速、ATtiny85をソケットに取り付けて、スケッチ書き込みをしてみました。
結果、無事書き込みはできましたので、問題なさそうです。

これで『ATtiny書き込み用Arduinoシールド』は完成しました!
これからはブレットボードを使わずにATtinyシリーズの書き込みができます。


ちょこっと感想
白いレジストで作ったのは初めてでしたが、なかなか綺麗な仕上がりだと感じました。
白レジストに黒いシルク表示の場合は、一般的な緑レジストよりくっきりとシルク表示が見える気がします。(個人的な感覚ですが。)
基板7

今回初めてPCBGOGO.JPを利用してみましたが、
日本語対応かつ迅速な対応で個人的にはなかなかの好印象な基板メーカーさんでした。
『早く基板を作りたい!』という方は、PCBGOGOを選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょうか。

PCBGOGO.JP
URL: http://www.pcbgogo.jp  




前 > 基板発注編その2


今回発注を行った基板のメイキング動画はこちら↓
8ピンATtiny(AVRマイコン)の書き込み用Arduinoシールドのメイキング動画  


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