前回までで部品配置・配線・シルク等の調整が終わりましたので、最後の確認としてDRC(デザインルールチェック)を行います。
デザインルールチェックを行う
プリント基板エディタを使う際に、基板メーカの製造仕様に合わせてデザインルールの設定を行いましたが、それを満たした基板となっているかを確認します。
- 上側のツールアイコンから「デザインルールチェックの実行」アイコンをクリックします。
- DRC(デザインルールチェック)のウインドウが開きます。
- オプションの欄はデザインルール設定で行った値があらかじめ入力されていると思いますので、そのまま「DRCの開始」ボタンをクリックします。
すると、メッセージの欄に実行中の動作が表示されます。
メッセージに「終了」と出ればDRCは終了です。この時にエラーメッセージの欄にエラー表示がなければ、デザインルールチェックは問題なしということになります。
もし、パターン間の間隔が狭かったりするとその旨のエラーと基板上にマーカーが表示されます。
その時は配線や部品を再度調整して、エラーが出ないようにする必要があります。
プリント基板データ作成完了
今回はエラーは出ませんでしたので、これでプリント基板データの作成は完了となります。
- [ファイル]>[設定の保存]を選択
- 「ボードの保存」アイコンをクリック
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