今回の基板の発注は「スイッチサイエンスPCB」を利用することにしました。
近頃は海外基板メーカーも日本語対応などで利用しやすくなってきていますが、スイッチサイエンスPCBは日本企業が仲介しているだけあって、
(個人的にはネコポスでの発送はすごく助かります)
基板データ作成時のデザインルール設定は下記のようにしました。
ネットクラスは「Default」と「bold」という名前で2種類用意して使用しました。
その他の設定
グローバルデザインルール設定
ガーバー出力設定
ドリルファイル出力設定
あらかじめガーバーデータ保存用のフォルダを用意して、その中に保存するようにします。
念のため、おかしなところがないかガーバービューアで表示させて確認を行います。
詳細は技術ガイドのガーバーデータ https://www.switch-science.com/pcborder/techguide/#layer のページで確認できます。
それに従って、下記のようにファイル名変更を行います。
今回は「esp32_board」という名称でファイル名を統一しました。
あとはこれらのデータを保存しているフォルダをzipで圧縮します。
基板仕様の選択
今回は下記の基板仕様としました。
ガーバーデータをアップロードすると簡易ビューアで基板が表示されます。
上図のようにおかしな表示になることがあるようですが、前述のガーバビューアでの確認で問題なければ大丈夫です。
内容に問題なければ、購入手続きを行って発注は完了です。
だいたい注文から2〜3週間ほどで基板が手元に届きます。
次 > 基板完成
前 > 基板データの解説+失敗談
近頃は海外基板メーカーも日本語対応などで利用しやすくなってきていますが、スイッチサイエンスPCBは日本企業が仲介しているだけあって、
- 領収書の発行
- 銀行振込や代引き
- ネコポスでの発送
(個人的にはネコポスでの発送はすごく助かります)
デザインルール設定
スイッチサイエンスPCBの基板製造仕様は https://www.switch-science.com/pcborder/techguide/ のページで確認できます。基板データ作成時のデザインルール設定は下記のようにしました。
ネットクラスは「Default」と「bold」という名前で2種類用意して使用しました。
- 電源ラインは0.8mmの太めの配線(bold)
- それ以外の信号線は0.25mmの配線 (Default)
その他の設定
- クリアランス:0.2mm
- ビア径 :0.65mm
- ビアドリル :0.4mm
グローバルデザインルール設定
- 最小配線幅 :0.2mm
- 最小ビア径 :0.65mm
- 最小ビアドリル径 :0.3mm
- ブラインド/ベリッドビア禁止
- マイクロビア禁止
ガーバーデータの出力
プリント基板エディタのメニューから- [ファイル] > [プロット] を選択
ガーバー出力設定
ドリルファイル出力設定
あらかじめガーバーデータ保存用のフォルダを用意して、その中に保存するようにします。
ガーバービューアで確認
ガーバーデータを出力し終わったら、念のため、おかしなところがないかガーバービューアで表示させて確認を行います。
ガーバーデータの名称と拡張子変更
スイッチサイエンスPCBの場合、提出するガーバーデータのファイル名と拡張子の指定があります。詳細は技術ガイドのガーバーデータ https://www.switch-science.com/pcborder/techguide/#layer のページで確認できます。
それに従って、下記のようにファイル名変更を行います。
今回は「esp32_board」という名称でファイル名を統一しました。
あとはこれらのデータを保存しているフォルダをzipで圧縮します。
スイッチサイエンスPCBで発注
ガーバーデータが用意できたら、スイッチサイエンスPCB (https://www.switch-science.com/pcborder/)のページで発注を行います。基板仕様の選択
今回は下記の基板仕様としました。
- 表面処理 :鉛入りはんだレベラー
- レジスト色:赤
- 銅箔厚 :1oz
- 層数 :2
- 最大外形 :5cm×10cm
- 枚数 :10枚
- 基板厚 :1.6mm
ガーバーデータをアップロードすると簡易ビューアで基板が表示されます。
上図のようにおかしな表示になることがあるようですが、前述のガーバビューアでの確認で問題なければ大丈夫です。
内容に問題なければ、購入手続きを行って発注は完了です。
だいたい注文から2〜3週間ほどで基板が手元に届きます。
次 > 基板完成
前 > 基板データの解説+失敗談