KiCadで基板を作る

オープンソースの回路CAD「KiCad」を利用した回路設計や基板製作などを紹介します。


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iw回路設計
KiCadで回路設計や基板設計をしたりしています。 https://iw-circuitdesign.net

作成した回路図の解説の続きです。

リセットスイッチ(SW1)の動作

リセットスイッチ回路

ENピンは10kΩの抵抗でプルアップしています。
  • 押す : ENピンがLレベル(ディゼーブル、スリープ状態になる?)
  • 離す : ENピンがHレベル(通常時)

スイッチを押す→離す : ESP-WROOM-32のリセット(再起動)が発生(するはず)

モード切り替えスイッチ(SW2)の動作

モード切り替えスイッチ回路

IO0ピンはスイッチオン時に10kΩの抵抗を介してGNDに接続されます。
  • SWオン : IO0ピンがLレベル書き込みモード
  • SWオフ : IO0ピンがHレベルプログラム動作モード

インジケータ(LED)

  • 電源LED(D7)    : 5V電源が入力されていると点灯
  • USB接続確認LED(D3): USBコネクタがUSBホストに接続されていると点灯
                 (= USB電源が供給されていると点灯)
  • 通信確認LED(D5): USBホストからデータ受信時に点灯(RXD)
  • 通信確認LED(D6): USBホストへデータ送信時に点灯(TXD)

使用した回路コンポーネント

  • 抵抗    : 「device」ライブラリの 「R
  • コンデンサ : 「device」ライブラリの 「C
  • LED    : 「device」ライブラリの 「LED

電源回路
  •  電源コネクタ(P3):「conn」ライブラリの 「CONN_01x02
  •  ポリスイッチ(F2):「device」ライブラリの 「FUSE
  •  ダイオード(D2,D4):「device」ライブラリの 「D」、「D_Schottky
  •  レギュレータ(U1)自作コンポーネント 「LT1963A_3.3V

ESP-WROOM-32周辺回路
  •  ESP-WROOM-32(U3) :自作コンポーネント 「ESP-WROOM-32
  •  リセットスイッチ(SW1):「device」ライブラリの 「SW_PUSH
  •  モード切り替えスイッチ(SW2):「device」ライブラリの 「SPST

USB-シリアル変換回路
  •  USB(Aタイプ)コネクタ(P1):「conn」ライブラリの 「USB_A
  •  USB(OTGタイプ)コネクタ(P2、未実装:「conn」ライブラリの 「USB_OTG
  •  5V電源ライン[+5V]とUSB5V電源ライン[+5VD]の接続ジャンパ(P4):「conn」ライブラリの 「CONN_01x02
  •  USB-シリアル変換IC(U2)自作コンポーネント 「FT231X
  •  FT231Xの制御線用テストパッド:「conn」ライブラリの 「CONN_01x01
  •  ポリスイッチ(F1)及びダイオード(D1)電源回路と同じコンポーネント

I/Oコネクタ
  •   P11,P12:「conn」ライブラリの 「CONN_01x20


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