KiCadではデフォルトで結構な数のライブラリが用意されていますが、回路図を作成していると自分で部品シンボル(回路コンポーネント)を自作する必要が出てくることがあると思います。
ということで、 コンポーネントライブラリの新規作成方法を紹介します。
その前に・・・
・コンポーネントライブラリの新規作成方法(youtube)
動画の中では
KiCadのファイルはテキストで作られていますので、上記手順以外にも
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自作コンポーネントの保存・管理
コンポーネントを自作する場合、既存のコンポーネントライブラリ内に保存しても良いのですが、- 自作コンポーネント用のライブラリを作成してその中に自作したコンポーネントを保存していく
ライブラリ作成は一手間必要
コンポーネント自体はコンポーネントライブラリエディタの「新規コンポーネント作成」ボタンで作成できるので問題ないと思いますが、コンポーネントライブラリは新規作成するのに幾つか手順を踏む必要があります。ということで、 コンポーネントライブラリの新規作成方法を紹介します。
その前に・・・
「コンポーネントライブラリ」と「コンポーネント」について
- コンポーネントライブラリ(.libファイル)
各コンポーネントを保存しておく入れ物のようなものです。デフォルトでは部品の種類ごと(コネクタ、スイッチ、ロジックICなど)のライブラリが用意されています。
- コンポーネント
実際に回路図を書く時に使用する部品シンボルのことです。(抵抗、コンデンサ、ICなど)
コンポーネントライブラリ作成手順
- まず自作したいコンポーネントを一つ新規作成する
- 作成したコンポーネントを新規ライブラリに保存する
- ライブラリの設定で新規作成したライブラリを追加する
・コンポーネントライブラリの新規作成方法(youtube)
動画の中では
- 「dummy」というコンポーネントを作成(今回は簡単のため、中身は何もないダミーのコンポーネントにしています)
- 「dummy」コンポーネントを含む新規ライブラリを「jisaku.lib」というファイル名で保存
- ライブラリの設定で「jisaku.lib」を追加
KiCadのファイルはテキストで作られていますので、上記手順以外にも
- .libファイルをテキストで1から作成する
- スクリプトを使って.libファイルを作成する
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