今回のZynq搭載ボードではmicroSDカードでブートできるように考えています。
TXS02612(メーカーのページ): http://www.tij.co.jp/product/jp/TXS02612
TXS02612は2つのSDIOインターフェースの切り替え&レベル変換の機能を持っています。
CPUなどのホスト側は1つのSDIOポートで、I/O電圧の異なる2つのSDIOインターフェースを制御することができる、というSDIOインターフェース用のICになっています。
DIGIKEYで在庫や価格を調べて見ると入手性も悪くなく価格もほどほどで良さそうです。
機能的にも申し分ないため、このレベル変換ICを使用することにします。
参考 : https://www.digikey.jp/number/ja/texas-instruments/296/TXS02612/63654
TXS02612はB0とB1の2つのSDIOインターフェースを接続できますが、今回はB0のみ使用する設定にします。(チャンネル切り替え用のSELピンはLレベルに固定する)
次 > Zynq搭載ボードの設計(10)〜回路構成の見直し〜
前 > Zynq搭載ボードの設計(8)〜Zynq SoCの回路図シンボルを作成〜
microSDカードでブートさせるためには?
Zynqのテクニカルマニュアルを見ると、SDカードからブートを行う場合はPS側のMIOピン40〜45(SDIO 0 インターフェース)に接続する必要があるようです。レベル変換が必要
今回のボードではMIOピン40〜45を含むバンク501のI/O電圧は1.8Vで考えているため、microSDカードの3.3V信号を1.8Vの信号にレベル変換してあげる必要があります。SDIOインターフェース用レベル変換ICを使用する
ARTY Z7やZYBOでは、この箇所のレベル変換にSDIOインターフェース用レベル変換IC(TXS02612、テキサスインスツルメンツ) が使われています。TXS02612(メーカーのページ): http://www.tij.co.jp/product/jp/TXS02612
TXS02612は2つのSDIOインターフェースの切り替え&レベル変換の機能を持っています。
CPUなどのホスト側は1つのSDIOポートで、I/O電圧の異なる2つのSDIOインターフェースを制御することができる、というSDIOインターフェース用のICになっています。
DIGIKEYで在庫や価格を調べて見ると入手性も悪くなく価格もほどほどで良さそうです。
機能的にも申し分ないため、このレベル変換ICを使用することにします。
参考 : https://www.digikey.jp/number/ja/texas-instruments/296/TXS02612/63654
回路図
TXS02612はB0とB1の2つのSDIOインターフェースを接続できますが、今回はB0のみ使用する設定にします。(チャンネル切り替え用のSELピンはLレベルに固定する)
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