KiCadで基板を作る

オープンソースの回路CAD「KiCad」を利用した回路設計や基板製作などを紹介します。


【プロフィール】
iw回路設計
KiCadで回路設計や基板設計をしたりしています。 https://iw-circuitdesign.net

タグ:基板作成

ESP-WROOM-32汎用基板の作成(11) 〜基板データの解説+失敗談〜

今回は作成した基板データについて、解説(+失敗談)をしたいと思います。 レイアウト 今回の基板は下図のようなレイアウトで作りました。 リード部品が多かったので、意外とスペースに余裕がありませんでした。できる限り小さくしようと詰め込んだつもりですが、結果的に …
続きを読む
ESP-WROOM-32汎用基板の作成(10) 〜プリント基板データの作成〜

前回は回路コンポーネントとフットプリントの関連付けまでを行いましたので、あとはネットリストを生成します。 ネットリストの生成 回路図エディタ上で、「ネットリストの生成」アイコンをクリックまたはメニューから [ツール] > [ネットリストの生成] を選択 KiCadの …
続きを読む
ESP-WROOM-32汎用基板の作成(9) 〜回路コンポーネントとフットプリントの関連付け〜

今回は作成した回路図のコンポーネントにフットプリントを割り当てる作業を行います。 CvPcbの起動 回路図エディタからCvPcb(フットプリントの割り当てツール)を起動します。「CvPcb(コンポーネントとフットプリントの関連付け)の実行 」アイコンをクリックまたはメニュ …
続きを読む
ESP-WROOM-32汎用基板の作成(8) 〜回路図の解説その2〜

作成した回路図の解説の続きです。 リセットスイッチ(SW1)の動作 ENピンは10kΩの抵抗でプルアップしています。押す : ENピンがLレベル(ディゼーブル、スリープ状態になる?)離す : ENピンがHレベル(通常時)スイッチを押す→離す : ESP-WROOM-32のリセット( …
続きを読む
ESP-WROOM-32汎用基板の作成(7) 〜回路図の解説その1〜

今回は作成した回路図について少々解説したいと思います。今回作成した回路図です。 自分の場合は、回路の機能ブロックごとに回路図をまとめてしまうことが多いです。今回も下記のようなブロックに分けて作成しました。電源回路ESP-WROOM-32と周辺回路USB-シリアル変換回路I …
続きを読む
ESP-WROOM-32汎用基板の作成(6) 〜回路図の作成〜

今回から回路図を書いていきます。 KiCadプロジェクトの作成 KiCadのプロジェクトを作成していませんでしたので、ESP-WROOM-32汎用基板のプロジェクトを新規作成します 。KiCadのプロジェクトマネージャの画面で、メニューから [ファイル] > [新規プロジェクト] > [新 …
続きを読む
ESP-WROOM-32汎用基板の作成(5) 〜ライブラリ作成(その2)〜

前回に引き続き、ライブラリを作成していきます。ESP-WROOM-32のライブラリは作成しましたので、残りの定電圧レギュレータ「LT1963A」の回路コンポーネント作成USB-シリアル変換IC「FT231X」の回路コンポーネント及びフットプリント作成を行っていきます。 定電圧レギュレー …
続きを読む
ESP-WROOM-32互換基板の作成(4) 〜ライブラリ作成(その1)〜

今回からKiCadを使用していきます。まずはライブラリ作成が必要なものを作成していきます。「ESP-WROOM-32」の回路コンポーネント、フットプリント作成定電圧レギュレータ「LT1963A」の回路コンポーネントの作成USB-シリアル変換IC「FT231X」の回路コンポーネント、フットプ …
続きを読む

では、大体の仕様が決まりましたので、部品の選定をしていきます。部品選定の条件としては、”秋葉原で普通に入手できる部品”とします。ただし、下記の選定部品は個人的な好みや都合も含まれていますので、実際にはもっと最適なものもあるかもしれませんがご了承ください。 …
続きを読む